初めてのロードバイク購入 検討から契約、納車までの実体験【TREK(トレック)Émonda(エモンダ)ALR 5 Disc】
初めてのロードバイク購入
検討から契約、納車までの実体験
初めてのスポーツ自転車、ロードバイクを検討し始めてから契約、納車までの実体験を紹介します。
目次
ロードバイクかクロスバイクか
職場の先輩に譲って貰ったロードバイクに乗り始めて3ヶ月が経過しました。その間、検討を重ねながら、ロードバイクを購入することに決めました。僕にとって、初めてのスポーツ自転車です。 スポーツ自転車を購入する時、多くの人はロードバイクかクロスバイクかで悩むのではないでしょうか。僕の場合は、最初からロードバイク一本に絞って検討していました。理由は、普段使いではなく休日に遠出をする用途を想定していた事と、仮にクロスバイクを購入して乗り始めても、その後きっとロードバイクも欲しくなると考えたからです。また、ロードバイクで練習を重ねる中で、ある程度の自信が付いていたことも、購入の後押しとなりました。
ロードバイクのメーカー・ブランドは星の数
さて、ロードバイクを購入すると決めた後は情報収集です。そこで驚いたのは、自転車メーカー・ブランドの数です。初めて聞く名前ばかりで、正直言って面食らいました。自動車メーカーの比ではありません。ざっくり地域別に分けると、日本、ヨーロッパ、北米、アジア(台湾)という感じでしょうか。数あるメーカー・ブランドの中から、何を決め手として最初の一台を決めたら良いのか、正直良く分かりませんでした。
まずはコンポーネントから
自転車関連用品に割く予算も考えた上で、自転車本体に掛けられる予算を決めました。そして、コンポーネントのグレード(僕はシマノ一択で考えました)を決め、各メーカーのWebサイトや販売店のWebサイトで価格の相場を調べました。雑誌やムックを読んだり、実車を見に行ったりもしました。以下のリストは、SHIMANOのコンポーネント製品一覧です。
- SHIMANO DURA-ACE
- SHIMANO ULTEGRA
- SHIMANO 105
- SHIMANO TIAGRA
- SHIMANO SORA
- SHIMANO CLARIS
上から順に上位グレードとなります。ロードバイクの完成車の価格は、大雑把に言って「コンポーネント+ フレーム +ホイール」の合計価格です。初心者が初めてロードバイクを購入する時は、多くの方が完成車を購入すると思います。僕もそうでした。コンポーネントを選ぶ目安としては、レースに出たいと思うか、パーツのアップグレードをするかどうか(上位製品との互換性の有無)です。将来的にレースに出たい、又は、パーツのアップグレードを考えているのであれば、105(イチマルゴ)以上を薦められる事が多いと思います。
次にフレームの素材選び
- カーボン
- アルミニウム
- クロムモリブデン(俗に言うクロモリロードバイク)
コンポーネントと違ってフレームの違いは分かり易いです。まずは材質です。特にこだわりや思い入れが無ければ、重量(軽さ)と衝撃吸収性の良さからカーボン一択で薦められると思います。材質が決まれば、次は形状・ジオメトリです。
フレーム形状(ジオメトリ)
- エアロ(空力特性重視・レース志向)
- エンデュランス、コンフォート(乗り心地重視、長距離巡航)
- レース、ヒルクライム(軽量化重視・レース志向)
メーカーによって呼称は異なりますが、多くはこの3つに分類されることが多いと思います。フレーム形状(ジオメトリ)と重量に関わってくる選択肢です。趣味嗜好が一番反映されると思います。
TREK(トレック)に決めた
本当にあれやこれやと悩んだ末に、最初の一台はTREK(トレック)に決めました。決めた理由は色々有るのですが、公式Webサイトが見易く、目的のロードバイクが探し易かった事や、直営店が愛知県内に有る事、ディスクブレーキでコンポーネントのグレードが丁度良いモデルが有った事などが主な理由です。
どこで買う?
メーカーとモデルが決まれば、次はどこで買うかです。直営店(トレックストア)か量販店、小規模な個人店が選択肢でしょうか。ネット通販という手もありますが、最初の一台でサイズ選びやフィッティングを考えて対面販売に決めました。結果としては、量販店・小規模な個人店・トレックストアと全てのお店へと直接足を運び、実車を見て触った結果、トレックストアで購入をしました。サイズ選びについては、丁寧に時間を掛けてフィッティングをして頂き、決める事ができました。幸いメーカー在庫が国内に有った為、納車は一週間後となりました。
引き渡し
初めてのロードバイクの納車日を迎えました。天気も無事に晴れた為、そのまま乗って帰ることができます。あらかじめ伝えておいた時間に入店し、フィッティングと説明を受けます。持ち込んだサイクルコンピュータやライト、サドルバッグ等の取り付けもお願いしました。注文しておいたSPDペダルも取り付け済みです。早く乗って帰りたい気持ちを抑えながら、説明を聞いた後、いよいよ引き渡しです。お店から自宅まで自転車に乗って帰ります。緊張感と喜びに包まれながら、ペダルを漕ぎだしました。天気も良かった事もあり、モリコロパークのサイクリングコースを走ってから自宅に帰ることにしました。
モリコロパークに寄り道
慣れない新車の操作感に多少戸惑いながらも、慎重に星が丘の坂道を抜け、土地勘が無い中、iPhoneの地図アプリを頼りにモリコロパークを目指します。そして、道に迷うこともなく無事に到着しました。公園内を自転車を押して歩くと、いよいよサイクリングコースの入り口にやってきました。走り慣れたサイクリングコースも、自転車が変わると新鮮な気持ちで走ることが出来ます。数周走り、心地良い疲労感に包まれた所で帰路につきました。この帰路で、まさかのチェーン落ちをさせてしまいました。2週連続でのチェーン落ちです。今回も僕のペダル操作のミスなので、反省しながらチェーンを元に戻しました。
ロードバイクを購入、その後
ロードバイクを購入後は、例に漏れることなく、週末の天気が気になるようになりました。理由はもちろん、雨天でなければ自転車に乗ることができるからです。僕の場合は、通勤や通学、買い物等の日常使いではなく、週末限定でサイクリングコースを走るというような自転車との付き合い方なので、週末の天気は大変重要な要素です。そして、しばらくの間はロードバイク関連用品を物色する日々が続くのでした。