【ポーター（PORTER）】ヒート（HEAT）と過ごした20年間【吉田カバン】
目次
ポーター ヒートとは
耐熱・耐摩擦・引裂き強度に優れ車のエアバッグや防弾チョッキにも使われるバリスターナイロンをメイン素材に、耐水性の高いターポリンを組み合わせた。黒一色ながら質感の対比が楽しめ、ビジネスからカジュアル、小物まで幅広く揃う。
出典：吉田カバン公式ウェブサイト
カラビナやウォレットチェーンを用いて、財布やポーチなどの小物をコーディネートできるように、ナイロンバンド・Dカン・二重リングが付いています。
厚手のナイロンテープを使用することで、ハンドリングの良さとたるみ防止を強化しました。
ポーターヒートとの出会い
僕と吉田カバン・ポーターの出会いは2001年のポーター ヒートのショルダーバッグ703-06974でした。無骨で男らしい佇まいとミリタリーテイストを感じさせながらも、どこか都会的でスタイリッシュさもあり、一目惚れをしたのを覚えています。バリスターナイロンを使用し防弾チョッキにも使われる素材とターポリン素材との組み合わせ、車のシートベルトと同じ素材で丈夫なショルダーベルトの様に耐久性・タフさを分かりやすく表現した商品説明が魅力的でした。また、ファスナーの引き手に付けられたマグライトやキーホルダー、これでもかというくらいに数多く付けられたD環・二重リングも男心と遊び心をくすぐり魅力的でした。
ポーターヒートといつでも一緒
購入した後は、本当にこのショルダーバッグを愛用していました。出掛ける時は基本的にこのバッグを持ち出しており、何処に行くにも一緒でした。丈夫なナイロン素材は雨の日でも気兼ねなく使え、不満点の少ない逸品でした。
ポーターヒートの欠点
不満点というか致命的な欠点は、ファスナーの引き手に付けられたマグライトです。使用しているうちにマグライトの一部が緩み、外れてしまうことが何度もありました。出先でマグライトの先が外れて無くなっていることに気が付いて、慌てて探して事なきを得たこともありまして。こればっかりは、こまめに緩みがないかをこまめに確認して増し締めするしか対処方法はありません。
カスタマイズ
僕はその後、ショップに持ち込んでファスナーの引き手をマグライトから、他の引き手と同様の革素材の引き手に交換をしてもらいました。この交換以降はマグライトの緩みを気にする必要が無くなり、益々このバッグへの愛着が強くなったことを覚えています。このファスナー引き手のマグライトを通常の引き手に交換するカスタマイズは、その後購入したヒートのバッグでも漏れなく実施しています。個人的にはこのカスタマイズをして初めて、ヒートという製品は完成すると思っています。
もう一つの欠点
もう一つの欠点は、かぶせタイプのショルダーバッグ特有の物です。かぶせタイプの蓋と本体が面ファスナーで固定されているため、長年使用していると面ファスナーの刺激により本体側が毛羽立ってきてしまいます。鞄としての性能に支障を来たすことはありませんでしたが、見た目がみすぼらしくなってきたので、10年が経過したタイミングでメーカー修理に出しました。
ポーターヒートの修理と次の10年へ
この時にポーターのタグの修理と前述のマグライトを通常の引き手への交換、劣化しているファスナープルの交換など大掛かりな修理となりました。修理期間は2ヶ月以上掛かりましたが、新品同様の姿です戻って来た時は感動しました。こんな風に僕のポーター ヒート愛は止まることは無く、縦型ショルダーバッグ703-06977、3WAYブリーフケース703-06980、横型ショルダーバッグ703-06973と増えていくことになるのでした。
ポーターヒートまとめ
以上、僕のポーターヒート愛をお伝えしました。本当に丈夫で使い勝手が良くお勧めの商品です。ナイロンバッグでありながら、金属パーツやレザーパーツは使い込むことによるエイジングを楽しむこともできます。これからもまだまだ長い付き合いになりそうです。
